Kazuo Hara Director's Notes from Canada

2025年9月2日、原一男がカナダへ向かった。

現地ウィニペグ空港まで片道18時間、更に車で2時間半走らせた小さな街ケノラに宿泊。

今回の取材場所は先住民の暮らす2つの町。

ケノラを拠点に8日間、西へ東へ約200km~300km車を走らせました。

『水俣曼荼羅Part2』(仮題)では必ず取材する、と決めていた世界の水銀汚染。

たくさんの方々からの協力を得て、また、思いを託されて、記録してきました。

カナダ・オンタリオ州有機金属水銀問題。

その対策は定まらず、新たな問題も派生。

病名も患者さんも…未だ彷徨っています。

公開前につき多くはお見せできませんが、制作続投のご報告として現地での撮影風景をYouTubeに投稿しました。

来週は、また水俣へ向かいます。

引き続き、あたたかいご声援をよろしくお願い致します。

2025.9.17

Shooting and text Reiko Ogata

harakazuo director's note

原一男です。 映画監督生活が50年以上になりました。 2025年6月8日80歳を迎え、更に制作に全力投球。 『水俣曼荼羅』(仮題)続編完成に向け、全国を走り回っています。 新しく始めるこのホームページで、公式の情報を発信していきます。 どうぞ、これからの原一男にご声援をお願い致します。

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